【新唐人2011年11月13日付ニュース】中国吉林省の兵士4人が銃を持ったまま脱走。数時間後に警察に発見され、そのうち3人がその場で射殺されました。当局は4人の脱走について、堅く口を閉ざしていますが、ネットでは、そのうち一人がの強制立ち退きの被害者だとの噂が流れています。
脱走したのは23歳の楊帆さんのほか、残りの3人はまだ十代の若者。4人は9日の朝、自動小銃1丁と800発近い弾薬を持って、タクシーで遼寧省撫順市に向かったところ、その日の午後、特殊警察に発見され、3人がその場で射殺されました。
警察がその場で3人を射殺したことは、ネットで大きな反発を呼びました。「警察には、凶悪犯罪の最中ではない人間をその場で射殺する権利があるのか。4人で銃一丁。3人を射殺したが、そのうち少なくとも2人は銃を持っていなかったはず」
当局は事件について堅く口を閉ざし、それまでにネットで流れた関連記事も大量に削除されています。ネットでは、抗議の声が絶えません。「隠された真実は何なのか」。中国軍の記者、孫礼さんでさえ、「隠蔽と否認は自分を更なる危険に追い込むだけだ」とブログで発言。
河南省の退役軍人、紀さんは、中国軍内部の腐敗は相当深刻だと告白。4人はとてつもない屈辱を受けたのだろうと推測します。
退役軍人 紀さん:「現在 軍内部の汚職、賄賂は他の政府機関と同じです。たとえば私が退役するとき、警察に転職したいというと価格を提示されました。何とか1万元かき集めると局長からさらに8千元求められ、高級タバコも送りました」
海外メディアのある記者は、4人の出身地である遼寧省、湖南省、黒龍江省を現地取材。4人の家は、すべて警察に封鎖され、家族も連行されていました。
新唐人テレビがお伝えしました。
警方枪杀吉林逃兵-引发滥杀质疑.html (中国語)





















